スポルティーフ FEATHER COMPO

仕様

  • フレーム:FUJI_フェザーコンポ
  • ハンドル:日東_ランドナーバー
  • ステム:サカエ_OLE
  • シフトレバー:サンツアー_OLE
  • シートポスト:サカエ_LAPRADE φ26.8
  • サドル:ブルックス_プロフェッショナル
  • クランク: スギノ_OLE
  • Fギア:スギノ 52-42
  • Rギア:サンツアー_AP 13-15-17-19-21-24
  • F&Rハブ:サンシン_OLE
  • ブレーキレバー: ダイアコンペ
  • F&Rブレーキ:ダイアコンペ_RD750(センタープル)
  • FD&RD:サンツアー_OLE
  • ペダル: 三ヶ嶋_シルバンツーリング
  • マッドガード:ENECICLO_F-2
  • リム:ARAYA_700C
  • タイヤ:ミシュラン_700×28C
  • ブロックダイナモ:パナソニック_SKL-094
  • インフレーター:LAPIZE

 

解説 

自分用にクロモリのスポルティーフが欲しいと思い製作した1台。ヤフオクでFUJI_フェザーコンポのクロモリフレームを落札、部品取り用にブリジストン_レイダックを落札。このクロモリフレームにレイダックのコンポーネントを移植してスポールティーフに仕上げようという計画だった。レイダックは事故車のようでフレームやハンドルは再利用不可だが、その他のパーツは再利用可能という物件だった。気に入ったパーツをそれぞれ単体で集めていたのではそれなりのコストが掛かってしまう、事故車を安価で落札しコンポーネントを移植することでコストを押えたかった訳だ。ロードレーサーのレイダックはチューブラーリムであったが、私個人の定義ではスポルティーフにチューブラータイヤは本格的過ぎて似合わない。そこでホイールは手持ちのアラヤ700Cクリンチャーリムと取外したサンシンOLEのハブで手組した。ブレーキレバーとシートポストはそれぞれ雰囲気のあるものをヤフオクで落札、スポルティーフの定義に添いセンタープルブレーキ、亀甲フェンダー、革サドル、アメクロの28Cタイヤ等を新規購入し完成とした。コンポーネントの白、フレームの赤と黒、サドルの黒、3色のコンボがとても気に入っている。ブロックダイナモは悩み所であった、当時物のブロックダイナモのほうがヴィンテージの雰囲気はでるのだが普段使いの実用車としては明るさも重要になる。結局現行の明るいLEDダイナモのなかではもっとも雰囲気を壊さないパナソニックのSKL-094を採用した。その他ダブルレバーの台座を自作したことを特記しておきたい。OLEのダブルレバーはバント取付ではなく台座取付タイプのものであったが、フェザーコンポのフレームにはWレバー用の台座が無かったのである。そのためフレームに穴を明け台座を自作するに至った。ところでこの時代の自転車界の勢力図はシマノ対サンツアー連合(前田鉄工所、スギノ、サカエ、サンシン等)の様相を呈していた様に思う。コンポーネントの名称OLEは共通で使用されているが、ステムにはサカエOLE、ハブにはサンシンOLEのロゴが付いていたりと一強シマノに対抗する各パーツメーカーの戦略が感じられてとても面白い。(04/2020)