24inchランドナー RANDIONE

仕様

  • フレーム:ナショナル_RANDIONE 24inch
  • ハンドル:日東_ランドナーバー
  • ステム:サカエ_SR
  • シフトレバー:シマノ_POSITRON
  • シートポスト:ナショナル_φ26.0
  • サドル:ギザプロダクツ_レザースタンダード
  • クランク:ナショナル
  • Fギア:ナショナル 
  • Rギア:シマノ
  • F&Rハブ:サンシン_スモールハブ
  • ブレーキレバー: ダイアコンペ
  • F&Rブレーキ:シマノ_TOURNY(センタープル)
  • FD&RD:シマノ_POSITRON
  • ペダル: 三ヶ嶋_シルバントラック
  • リム:ARAYA_KP80
  • タイヤ:SHINKO_アメクロ24×1-3/8
  • ブロックダイナモ:パナソニック_SKL-094
  • インフレーター:PRIMUS

 

解説 

長男用に26HEランドナーを用意した翌年、小学3年生になった2才下の次男用に仕上げたランドナー。次男が所有していた頃はサドルに長男同様ギザプロダクツのレザークラシカルを使用していたが、体の大きくなった次男はサドルを抱えてこのバイクを卒業した。現在は次男より4才下の三男の所有となり、サドルはギザプロダクツのレザースタンダードになっている。本来ならサドルにはブルックスを採用したいところであったが、扱いの荒い子供達には勿体無いという判断でギザプロダクツを採用している。フレームにカンチ台座が無いためセンタープルブレーキになっている点(RANDIONEオリジナルはキャリパーブレーキ)が私個人のランドナーの定義から外れているものの、呼び易さもあって我が家ではランドナーとして定着している。当時ヤフオクでヴィンテージパーツを物色していたところナショナルのRANDIONE 24inchを発見、長男のバイクを製作する際なかなか見つからず諦めてしまった24inchのホリゾンタルフレームの出品に思わず入札してしまった。他に競争相手もおらず最低価格で落札できたと記憶している。現物が届いた後各パーツの構成をチェックし改造計画を立てた。ハンドル、シートポストは鉄製であったがツーリング車は軽量のアルミでしょう、ということでそれぞれアルミ製のパーツに交換した。前後ホイールは普通ハブにステンレスリム、スポークは鉄で錆だらけ、こちらも全交換。ホイールはツーリング車らしくクイックリリースにするため、アラヤのリムKP-80とステンレススポークを購入し手持ちのサンシンスモールハブで手組した。言葉で表現してしまうと簡単に済んでしまうが、フロントフォークはOLDを広げる必要があったし、ハブ軸径をM10用にヤスリ掛けで広げたりと細かな修正箇所は幾つもあった。本体がほぼ完成する頃外装の準備を始めたのだが、24inch用のフロントキャリアがなかなか見つからない。ランドナーといえばその象徴ともいえるボックス型のフロントバックを是非取付けたいところだ。フロントフォークにカンチ台座があれば26inch用のものを改造し、強引に装着することも可能だと思われたがそれも叶わない。不本意ながらフロントバックサポーターでその場をしのぐこととなった。いつか良いキャリアが見つかれば交換しようと思いながらも現在に至っている。ライト類は子供用ランドナーということで、当時ものに拘らず安全性を重視、先に製作したスポルティーフ(FEATHERCOMPO)に準じ、LEDダイナモと点灯点滅機能のあるテールライトを採用している。現行品であるが割かし雰囲気よく仕上がっていると思う。(04/2020)